リード選びチェックリスト✔️-見た目編-

オーボエ

みなさん、こんにちは!

ヒンケのレガートがあと2曲になりました。あとスタッカートとスケールが残っていますので、まだまだ先は長いですが…

永久保存版!リード選びチェックリスト-見た目編-

早速チェックリストを見てみましょう。

  • 先端は綺麗な開きか
  • リードが左右前後に傾いていないか
  • 大きな欠けはないか
  • 大きなズレはないか
  • 長さは適切か

先端は綺麗な開きか

先端から見て、リードの開き方をチェックします。

ダメな例を紹介します。

  • 開きすぎ(吹いていると落ち着く可能性あり)
  • 閉じすぎ(閉じているリードが開くことは期待できない)
  • 端が閉じていない
  • 平行になっている
  • カーブが綺麗でない

以上のどれかが該当したら、もし水に浸けて良い状態になっても、本番で裏切られる可能性大です。

乾いている時も湿っている時も、同じような開きがキープできているリードを選ぶのが良いです。

リードが左右前後に傾いていないか

図は少しばかり極端かもしれませんが…

チューブ(コルク)に対して、左右または前後に傾いているリードは、楽器につけた時にリードがいつもと違う角度で口に入ることになります。

リードだけで吹いた時に良くても、楽器につけて吹いた時に違和感がある可能性大です。避けましょう。

大きな欠けはないか

欠けているリードが必ず全てダメ、ということは正直ありません。私自身、欠けてしまっても使うリードはあります。

しかしリードの端などが1mmくらい大きく欠けているリードは、やはり欠けすぎており、繊細な発音は怖いでしょう。

時々、中学生のリードを見てみると「リード食べてない?」と思うくらい欠けまくっているリードに出会うことがありますが、もちろん論外です!

リードは欠けないように大切に扱ってくださいね!

大きなズレはないか

こちらも、あくまで”大きな”ズレはないか、見てください。

実は、あえてリードをズラす方って結構多いんです(私の周りだけ?)ちなみに私もズラします(笑)ズラすことで音程がとりやすくなっていたり、程よい抵抗感が生まれていたりするんです。

なので、ズレているリードが全てダメなわけではありません。

しかし、大きくズレたリードは息が入りにくく、音も硬くキンキンしてしまいます。

長さは適切か

そもそも適切な長さがなんなのか、ということですが、オーボエのリードの標準的な長さは、70〜72mmです(フレンチスタイルの方では、73〜74mmというリードを使われる方もいます)。

もちろん人によって差はありますが、極端に長いor短いリードはやめておいた方が無難です。

以前、ある中学生がレッスンで持ってきたリードが68mmくらいしかありませんでした。

楽に吹けるのかもしれませんが、変な癖がついたり、音程がとりにくかったりと、あまりおすすめできません。

あまりに短いor長いリードは、その場で拭きやすくても長い目でみて避けた方が良いと思います。

チェックリストをぜひ参考に

基本的にはこの項目を一つずつチェックしながらリードをよく観察してみると良いと思います。

しかし、良い材でできたリードというのは、組み方が良くなくても削り方が適当でも、良いリードになると言われていますので、例外があるのも事実…

ですが、それはおいといて!

次回は試奏する時のチェックポイントを確認してみましょう!

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