みなさん、こんにちは!
ヒンケのレガートがあと2曲になりました。あとスタッカートとスケールが残っていますので、まだまだ先は長いですが…
永久保存版!リード選びチェックリスト-見た目編-
早速チェックリストを見てみましょう。
- 先端は綺麗な開きか
- リードが左右前後に傾いていないか
- 大きな欠けはないか
- 大きなズレはないか
- 長さは適切か
先端は綺麗な開きか
先端から見て、リードの開き方をチェックします。
ダメな例を紹介します。
- 開きすぎ(吹いていると落ち着く可能性あり)
- 閉じすぎ(閉じているリードが開くことは期待できない)
- 端が閉じていない
- 平行になっている
- カーブが綺麗でない
以上のどれかが該当したら、もし水に浸けて良い状態になっても、本番で裏切られる可能性大です。
乾いている時も湿っている時も、同じような開きがキープできているリードを選ぶのが良いです。
リードが左右前後に傾いていないか
チューブ(コルク)に対して、左右または前後に傾いているリードは、楽器につけた時にリードがいつもと違う角度で口に入ることになります。
リードだけで吹いた時に良くても、楽器につけて吹いた時に違和感がある可能性大です。避けましょう。
大きな欠けはないか
欠けているリードが必ず全てダメ、ということは正直ありません。私自身、欠けてしまっても使うリードはあります。
しかしリードの端などが1mmくらい大きく欠けているリードは、やはり欠けすぎており、繊細な発音は怖いでしょう。
時々、中学生のリードを見てみると「リード食べてない?」と思うくらい欠けまくっているリードに出会うことがありますが、もちろん論外です!
リードは欠けないように大切に扱ってくださいね!
大きなズレはないか
こちらも、あくまで”大きな”ズレはないか、見てください。
実は、あえてリードをズラす方って結構多いんです(私の周りだけ?)ちなみに私もズラします(笑)ズラすことで音程がとりやすくなっていたり、程よい抵抗感が生まれていたりするんです。
なので、ズレているリードが全てダメなわけではありません。
しかし、大きくズレたリードは息が入りにくく、音も硬くキンキンしてしまいます。
長さは適切か
そもそも適切な長さがなんなのか、ということですが、オーボエのリードの標準的な長さは、70〜72mmです(フレンチスタイルの方では、73〜74mmというリードを使われる方もいます)。
もちろん人によって差はありますが、極端に長いor短いリードはやめておいた方が無難です。
以前、ある中学生がレッスンで持ってきたリードが68mmくらいしかありませんでした。
楽に吹けるのかもしれませんが、変な癖がついたり、音程がとりにくかったりと、あまりおすすめできません。
あまりに短いor長いリードは、その場で拭きやすくても長い目でみて避けた方が良いと思います。
チェックリストをぜひ参考に
基本的にはこの項目を一つずつチェックしながらリードをよく観察してみると良いと思います。
しかし、良い材でできたリードというのは、組み方が良くなくても削り方が適当でも、良いリードになると言われていますので、例外があるのも事実…
ですが、それはおいといて!
次回は試奏する時のチェックポイントを確認してみましょう!
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