オーボエの主要コンクールにはどんなのがある?

オーボエ

こんにちは、きくたまchのたまごです。

オーボエの主要コンクール

今回紹介するコンクールは、オーボエを専門とする人(音大生や音大卒などのプロ)が受験するコンクールです。

それが以下の5つです。

●日本音楽コンクール
●管打楽器コンクール
●国際オーボエコンクール
●JOAオーボエコンクール
●宝塚ベガ音楽コンクール

日本音楽コンクール

毎日新聞社とNHKが主催する、日本国内での最も権威のあるコンクールと言っても過言ではないと思います。

今年で89回目を数え、よく”若手音楽家の登竜門”と言われるコンクールですね。

通称「毎コン」「日本音コン」と呼ばれています。

コンクール自体は毎年開催されていますが、開催される部門が変わります。

●作曲
●ピアノ
●ヴァイオリン
●声楽

以上4部門は毎年開催ですが、

●チェロ
●ホルン
●フルート
●オーボエ
●クラリネット
●トランペット

以上の3つの組み合わせで、毎年順番に行われています。

すなわち下の6部問に関しては、3年に一度の開催ということになります。

ちなみに、作曲部門は【オーケストラ作品】と【室内楽曲】、声楽部門は【歌曲】【オペラ・アリア】というように、この2部問は毎年開催されていますが、それぞれ審査内容が毎年入れ替わっています。

NHKが主催ということもあり、テレビ放送されるのも特徴ですね。
コンクールの裏側を切り取ったドキュメントも放送されます。

オーボエ部門

オーボエ部門は昨年(2019年)に開催されましたので、次開催は3年後の2022年ということになります。

部門によって予選の数が異なりますが、オーボエ部門は第三次予選までが行われ、その後本選となります。

本選では、オーケストラと共演する場合と、参加者が小リサイタルを構成して演奏する場合と、2通りがあります。

最近は小リサイタル形式が多いでしょうか。

自分自身で自由に選曲してプログラムを構成します(条件あり)。
プログラムにもとても個性が出ますね。

管打楽器コンクール

公益財団法人日本音楽教育文化振興会が8月に主催している管打楽器コンクールです。

名前の通り、管楽器と打楽器のために開催されているコンクールで、こちらも毎年開催されていますが、部門は毎年入れ替わり、3年で一周します。

通称「管打」と呼ばれており、どの部門も第一次、第二次予選、本選と続きます。

オーボエ部門

オーボエ部門は本来であれば今年(2020年)開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で来年に延期となりました。

本選はモーツァルトのオーボエ協奏曲を暗譜で演奏することが求められます。

コンクールではモーツァルトのオーボエ協奏曲が課題になることがほとんどですね。

国際オーボエコンクール

公益財団法人ソニー音楽財団が主催する、日本で開催される世界唯一のオーボエ単独の国際コンクールです。

3年ごとに開催されています。

コンクールは3年周期が多いですね。

2003年の第7回までは東京で、第8回から第11回までは長野県軽井沢にて開催されていましたが、2018年の第12回はまた東京にて、開催されました。

日本で開催されていますが、長く日本人の優勝者は出ていませんでした。

しかし、2015年の第11回において、当時東京芸術大学在学中で東京交響楽団首席オーボエ奏者の荒木奏美さんがアジア人初の優勝を成し遂げました。

2018年の第12回においても、東京芸術大学卒の浅原由香(現千葉交響楽団オーボエ奏者)さんが最高位(1位なしの第2位)を受賞されています。

荒木奏美さんと浅原由香さんは東京芸術大学の同級生です。
すごい学年ですね!

JOAオーボエコンクール

今年第2回が開催される予定(これまたコロナウイルスによって延期)だった、日本オーボエ協会が主催する新しいオーボエコンクールです。

オーボエ・フェスティバルというオーボエ制作会社やオーボエ奏者など、オーボエに関連するものや人がたくさん集うイベント内で開催されるコンクールです。

特徴としては、年齢制限がなく、本選ではモーツァルトのオーボエ四重奏が課題となっています。

コンクールは年齢制限がある場合がほとんどです。

また、本選以外はカーテン審査(誰が演奏しているかわからない状態で審査)なので、とても公平性が保たれています。

宝塚ベガ音楽コンクール

ほとんどのコンクールが東京や関東圏で開催されますが、この宝塚ベガ音楽コンクールは名前の通り、兵庫県宝塚市にあるベガホールにて開催されます。

宝塚歌劇団で有名な宝塚ですね。

このコンクールはオーボエ部門ではなく、木管部門での開催となり、

●フルート
●オーボエ
●クラリネット
●ファゴット

以上の4つの楽器が同一部門で審査されることになります。

サックスは含まれていませんね。

本選では、全部の楽器でモーツァルトの協奏曲が課題になっています。

木管部門ではファゴットの優勝者が続いていますね。

まとめ

日本で開催されている主要コンクールを紹介しました。

コンクールは聞きに行くこともできますので、演奏会とはまた違った雰囲気を感じることができます。

また、コンクールによっては「聴衆賞」というのがあり、お客さんが一番印象に残った奏者に投票し、その投票数が多かった人が受賞する賞です。

審査員が決めるコンクールの順位とは別に設定されるので、1位になったからといって聴衆賞を受賞するとは限りません。

そこがまた面白いし、興味深いですよね。

コンクールは、出場者が腕を競う場なので音楽とは本質が異なってくるのかもしれませんが、多くの音楽家の演奏を聴くことができますし、同じ曲を皆さん演奏するので、曲に対するいろんな解釈を聴くことができます。

興味のある方はぜひコンクールにも足を運んでみてくださいね!

それでは!

きくたまch
たまご

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