こんにちは、きくたまchのたまごです。
おすすめの楽譜3選
今日は、オーボエを始めたばかりの方におすすめの楽譜(教則本)を紹介します。
オーボエにもたくさんの教則本がありますが、その中でも今回は、楽譜が多めの本を中心に選んでみました。
テキストも参考にしながら、楽譜を演奏してスキルアップできると思いますよ。
オーボエ教本(著:広多智香)
まず、オーボエを本当に始めたばっかりの方におすすめなのが、バリ島在住のオーボエ奏者、広多智香さんの「OBOE METHOD オーボエ教本」です。
広多さんは”tomoca”として、スタジオミュージシャンなどとしても活躍されており、ジャンルにとらわれない音楽活動を展開されています。
この教本は本当に始めたばかりの方に向けて、絵や写真が豊富でとても詳しく易しく書いてあります。
オーボエ吹きにとって悩みのタネになりやすいアンブシュアやリードの選び方など、図解でわかりやすく説明されています。
また、楽譜もたくさん載っているのもおすすめポイントですね。
簡単なものから伴奏付きのレベルの高いものまで、幅広いジャンルから取り上げられており、この一冊で初心者さんから上級者さんまで、満足できる盛り沢山の内容ではないでしょうか。
巻末には12音階スケールと運指表が載っているのも嬉しいですね。
現役プレーヤーの広多智香さんの執筆ですし、とても説得力があります。
ヒンケ オーボエ入門のための基礎練習(著:Gustav Adolf Hinke)
オーボエのエチュードとして一番有名なのがこのHINKEです。
グスターフ・アドルフ・ヒンケ氏著のドイツ語で書かれた教則本(Edition Peters)なのですが、 全音から日本語版が新しく出版されました。
中のテキストが日本語訳されているだけでなく、楽譜にも校閲が加えられています。
初版のPeters版は、かなりアーティキュレーションが抜けていると思われますので、これから買われる方は、全音版を購入されるのが良いと思います。
いやいや、やはり原語版が買いたい!という方は、Peters版をぜひ。
ただ、ヒンケは”オーボエ入門のための”と書いていますが、かなりレベルが高いです。
楽器を持ったばかりの方には難しく全然進まないと思いますので、運指を覚えた段階で初めて挑戦するのが良いのでは、と思います。
ですが、エチュードとしてとても濃い内容になっていますので、何度も繰り返し練習するのがおすすめです。
ヒンケは、私たまごが最近録音しておりますので、よろしければご参考にしてみてください(笑)
オーボエ スタンダード 100曲選(著:宮村和宏)
運指も覚えたし、好きな曲をオーボエで吹きたい!
という方におすすめなのが、こちらの「オーボエ スタンダード 100曲選」です。
著者は東京佼成ウインドオーケストラのオーボエ奏者、宮村和宏氏。
クラシックからポップスなど、いろんなジャンルから100曲集められた盛り沢山の一冊です。
簡単に吹けそうなものから、かなり上級のもの(モーツァルトのオーボエ協奏曲など)もあり、全然飽きのこない内容となっています。
伴奏はついていない(音源も楽譜も)ので、それは注意してくださいね。
100曲全部を吹けるようになっている頃には、オーボエの技術もかなりレベルアップしていることでしょう!
まとめ
今日は、おすすめのオーボエ教本&楽譜を紹介しました。
オーボエを独学で練習していく時にも、これらの本はとても手助けになると思います。
他にエチュード(練習曲)集もたくさん販売されていますが、かなりハイレベルなものが多いのと、独学では間違った癖がつきやすいこともあります。
ヒンケは楽譜は簡単そうですがとても内容が充実していますし、基礎的な技術をつけるのにはぴったりです。
ぜひご自身に合った教本を探してみてくださいね。
それでは!
きくたまch
たまご
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