見てほしいYouTube動画!

オーケストラ

こんにちは、きくたまchのたまごです。

今日の動画は、ヒンケの練習曲No.5です。

ヒンケってこんなに難しかったっけ…

でも、そんな時は自分の身に何かが起こっている時でもあると考えます(昔の癖が出てきた、リードを無理して鳴らしている、など)。

それを教えてくれるヒンケは本当に有益だと思います!

ヒンケなんてとうの昔に終わっちゃったよ〜

という方も、また引っ張り出してきてさらい直してみましょう。

絶対いい刺激になるはずです…!

ぜひ見てほしい!!動画

もちろん、きくたまchの動画もぜひ見てほしいのですが…笑

ここでは、自分自身がYouTubeを見ていて、これは皆さんにも聴いて見てほしいなあという動画を紹介します。

今日紹介するのはオーボエやオーケストラ関連の動画です。

ニューヨークフィル「ローマの噴水」(レスピーギ)

演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:アラン・ギルバード
曲:「ローマの噴水」(O.レスピーギ)

まず、首席オーボエ奏者の中国人、王亮(リャン・ワン)氏の自由すぎる演奏技術が圧巻ですね。

(ニューヨークフィルを解雇された、という話もありましたが、公式HPに現在も名前があったので、解雇されずにすんだのでしょうか…?)

アメリカンスタイルなので、リードも吹き方も私のようなヨーロピアンスタイルとは全く違うのですが、そんなこと全然気にならないです。

日本でも昔はアメリカンスタイル(ロングスクレープ)の方も大勢いましたが、今はショートスクレープ(スクレープとはリードの削ってある部分)の割合がグッと増えました。

ですが、結局のところスタイルなんてものは音楽とは全く関係のないもので、いかに自分が思う音楽が自由にできるか、というところが大切だと思います。

それにしても、「ローマの噴水」良いですよね(ただ自分が好きな曲というだけ)。

ニューヨークフィルの繊細さとダイナミックさがバッチリ引き出された名演だと思います。

この他に、同じくレスピーギの「ローマの松」の動画もアップされています。

指揮のアラン・ギルバード氏は、東京都交響楽団の首席客演指揮者を務めていることから、日本でも見られる機会は多い方かと思います。

フランクフルト放送響「交響曲第4番」(チャイコフスキー)

演奏:フランクフルト放送交響楽団
指揮:Carlos Miguel Prieto
曲:「交響曲第4番」(P.I.チャイコフスキー)

ドイツのオーケストラというともっと重厚感溢れる演奏なのかと思っていましたが、とても柔らかな響きがします。

木管セクションのアンサンブルがとても心地よいですね。視覚的にも濃いアンサンブルをしているのがわかります。

チャイコフスキーの交響曲第4番(通称:チャイ4)というと、第2楽章のオーボエのソロですよね。

とても甘いまろやかな音色で奏でていらっしゃいます。

こういう動画を見ると、

とても楽そうに吹いてるな〜

とか、思ってしまうのですが、実際は全くそうではなく、ずっしり重めのリードを吹いていたりするんですよね。

外国人は特に体格ががっちりしているので、厚めのリードを使って、優美な音色で無理なく演奏している方もいらっしゃいます。

見た目だけだは判断できませんね。笑

フランクフルト放送響「オーボエ協奏曲 第1番 ニ短調」(ルブラン)

演奏:フランクフルト放送交響楽団
ソリスト&指揮:フランソワ・ルルー
曲:「オーボエ協奏曲 第1番 ニ短調」(L.A.ルブラン)

オーボエってこんなに自由に吹ける楽器だったのか…

と、ある意味ショックを受ける演奏です。

フランソワ・ルルー氏は18歳でパリ国立歌劇場管弦楽団(当時はパリ・オペラ座管弦楽団)の首席オーボエ奏者を務めた後、ドイツのバイエルン放送交響楽団の首席オーボエ奏者を務めています。

トゥーロン国際コンクールミュンヘン国際音楽コンクールで優勝している、世界的オーボエ奏者です。

日本にも度々訪れており、ソリストとしてオーケストラとよく共演していますね。

卓越した演奏技術と優美な音色、ミスのない超絶技巧…もうスーパースターですね。笑

ルルー氏のソロリサイタルのライブ録音がCDになっています。

これは、本当にすごい。

ライブ録音なので、もちろん一発録りのはず…なのに、その演奏はもう完璧です。

ソロリサイタルというのは、オーボエとピアノということではなくて、全てがオーボエのみで完結しているリサイタルなのです。

それだけでも驚きなのに、その内容も驚くべきプログラムとその完成度。気絶ものですよ。

動画のルブランのオーボエ協奏曲第1番は、東京藝術大学の入試課題になったこともあります。

ニ長調ってとてもオーボエにとって吹きやすい調だと思うんですよね。

調性もそうですし運指的にも、演奏しやすく音程も安定しやすいかなと思います。

個人的にとても好きな協奏曲で、カッコよくもあり美しさもあり、飽きることのない曲だと感じています。

ルブラン自身もオーボエ奏者で、短い生涯の中で、オーボエ協奏曲は全部で6曲書いたと言われています。

まとめ

今日は、私の独断と偏見により、YouTube上のおすすめ動画を紹介しました。

YouTubeには本当にたくさんの動画あるので、まだまだおすすめしたい動画はあるのですが、最近聞いて特に印象に残ったものを厳選しました。

他にもまたおすすめしたい動画に出会ったら続々紹介していきますね。

それでは!

きくたまch
たまご

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